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衛門戸丸塚古墳[よもんどまるづかこふん]
衛門戸丸塚古墳(よもんどまるづかこふん)は、奈良県奈良市佐紀町衛門戸に所在する円墳と見られる古墳。佐紀盾列古墳群を構成する古墳の1つである。1913年に鉄道建設にともなう砂利採取で墳丘が破壊され、銅鏡14面など多数の遺物が出土している。当古墳は単に丸塚古墳と呼ばれることが多いが全国各地の同名の古墳と区別するため、ここでは研究家の一部においてすでに使用されている衛門戸丸塚古墳の名称を使用する。 == 概要 == 佐紀陵山古墳の東方、上吉堂池と呼ばれる大きな池の北方に位置し、佐紀瓢箪山古墳(国の史跡)のすぐ南西に隣接する、俗にボウズ山とも呼ばれている古墳である。直径50メートル前後の円墳ではないかと見られるが、墳丘の調査は行われていない。1913年(大正2年)大阪電気軌道の建設工事に伴い砂利の採取が当古墳で行なわれ、大量の遺物が出土している。現在、墳丘の半分は大きく破壊されているが雑木林となって残存している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「衛門戸丸塚古墳」の詳細全文を読む
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