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衣冠束帯[いかんそくたい] 衣冠束帯(いかんそくたい)とは、衣冠と束帯をつなげていうことばで、江戸時代以降、両者を公家の正装としてまとめて、あるいは混同して言ったもの〔「いかんそくたい」『日本国語大辞典』〕。鈴木敬三はまた、平安時代末期以降、宮中での束帯の着用機会が減少し、衣冠や直衣の着用が拡大した結果、これらを束帯の代わりに参内に用いることを「衣冠束帯」(いかんのそくたい)や「直衣束帯」というようになったとしている〔鈴木敬三「衣冠束帯」(『国史大辞典 1』(吉川弘文館、1979年) ISBN 978-4-642-00501-2)〕。ただし、鈴木敬三が根拠とする『明月記』等の公家の日記にみられる「衣冠束帯」、「直衣束帯」などの表記は、丁寧に解釈すると「衣冠や束帯を着た者がいる」あるいは「直衣や束帯を着た者がいる」の意味である場合もあるため、上記の説については厳密な検証が必要と思われる。 ==脚注==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「衣冠束帯」の詳細全文を読む
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