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衣笠丼[きぬがさどん]
衣笠丼(きぬがさどん)とは、甘辛く炊いた油揚げと九条葱を卵で綴じ、ご飯に乗せた丼である。京都発祥のご当地丼と呼ばれるが、中身は大阪などで食されている狭義のきつね丼と同じであり、厳密には京都固有の呼び名である。 == 概要 == 衣笠とは京都市北区、鹿苑寺に臨む標高201mの山、衣笠山にちなむ。衣笠山には、真夏に雪景色を所望し、山に白絹を掛けて雪に見立てたという宇多天皇の伝承に因んで"きぬかけ山"とも呼ばれている。この"きぬかけ山"にちなんで、丼に盛った姿をそれに見立て、衣笠丼の名が付いた。なお、卵で綴じずご飯に乗せる丼もあり、これを「きつね丼」と呼ぶ場合があるが、京都で「きつね丼」と称して、卵で綴じたものを出す場合もあり、明確に呼び分けているわけではない。 「きつね丼」は、大辞林など大阪の郷土料理と紹介しているものもあり、卵で綴じる、綴じないを問わない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「衣笠丼」の詳細全文を読む
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