翻訳と辞書 |
衣蛸[ころもだこ]
衣蛸(ころもだこ)は、京都府与謝郡に伝わる海の妖怪。 == 概要 ==
その名前が示すようにタコの妖怪。外観は小さなタコと変わりないが、船が近づくと体を衣のように大きく広げ、人間も船も海の中へ沈めてしまうといわれ、人々に恐れられている〔。 自分を捕らえようとする漁師をこのように襲うともいい、一説によれば体を広げたときの大きさは6畳ほどともいう。また、普段は貝殻の中に入って海の上を漂っているともいう。 ちなみに実在のタコであり外洋で遊泳生活するムラサキダコも、足と足の間に膜を持ち、兵庫県竹野町の海岸などでは、地元民に「衣ダコ」の俗名で知られている。またムラサキダコに縁の近いカイダコ類は、同様に外洋で遊泳生活をし、雌は腕から貝殻を分泌してその中に包まっており、この貝殻の中で卵を保育する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「衣蛸」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|