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表尾根[おもておね]
表尾根(おもておね)とは、丹沢山地南部の塔ノ岳 (1,491m) から南東に伸びる尾根であり、南に伸びる大倉尾根と共に古くから歩かれてきた登山道である。大倉尾根と比べて行程が長く、鎖場やガレ場など所々危険な箇所があるが、展望が良いコースであるため人気が高い。 == 登山道 == 小田急線秦野駅からバスでヤビツ峠 (761m) まで行き、そこから登るのが一般的である。ヤビツ峠からすぐに表尾根の登山道が始まると誤解する人がいるが、厳密には登山道の入り口は、ヤビツ峠から県道70号線を宮ヶ瀬方面へ25分〔歩いた所のかつて富士見山荘(2012年7月3日に火災により焼失、護摩屋敷の水の近く)があった場所であり、そこまでは車道。 登山口から1時間ほど登ると二ノ塔(1,144m) に着く。二ノ塔の山頂部は笹が生い茂っており、展望は乏しい。ニノ塔から北へ少し下り、登り返すと三ノ塔(1,205m) に着く。三ノ塔山頂からの展望は素晴らしく、大山や塔ノ岳、天気の良い日には相模湾や富士山まで望むことができる。また、ヤビツ峠から1時間40分〔と短時間で登頂できる山であるため人気があり、塔ノ岳まで行かずにここで引き返す登山者もいる。 三ノ塔から西へ30分ほど下ると烏尾山(1,136m) に着く。三ノ塔からの下りは急であるため、通行には注意が必要である。烏尾山から北へアップダウンを繰り返すと、表尾根一番の難所と言われる行者岳の鎖場に差し掛かる。行者岳を越えると危険な場所は少なくなり、新大日(1,340m) 、木ノ又大日(1,396m) を過ぎ、急な登りを登ると塔ノ岳に着く。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「表尾根」の詳細全文を読む
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