翻訳と辞書
Words near each other
・ 表面燃焼
・ 表面物理
・ 表面物理学
・ 表面現象
・ 表面痛覚
・ 表面的
・ 表面科学
・ 表面移動
・ 表面積
・ 表面積の法則
表面第一層
・ 表面粗さ
・ 表面粘性
・ 表面素励起
・ 表面結露
・ 表面被覆率
・ 表面輝度
・ 表面過剰
・ 表面過剰量
・ 表面遮水型ダム


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

表面第一層 : ウィキペディア日本語版
表面第一層[ひょうめんだいいっそう]
表面第一層(ひょうめんだいいっそう)とは、表面科学における用語のひとつである。 第一層表面とも言う。
== 概要 ==
一般に結晶内部と真空との境界つまり最外層から、切断方向(ミラー指数を用いて(klm)面とする)と平行な数層下の層〔層とはここでは、原子団が存在し、かつ何らかの二次元結晶構造(理想表面の構造とは限らない)を持っている切断方向と平行な面のことを指す。〕はバルクの構造と同じ並進対称性、 つまり(klm)面の理想表面と同じ構造をもつ平面となる。そのような層のうち、 最も真空側に近い層を表面第一層、あるいは理想表面第一層とよぶ。二層目以降は真空側とは反対側に第二層、第三層…と名づけていく。因みに、表面第一層(正式な意味)より真空側の層、つまり最外層と表面第一層(正式な意味)の間に位置する層の全てを総称し、吸着層という。そして、吸着層のうち、最も真空側の層つまり最外層を構成する原子をアドアトムと言う。表面第一層という言葉の用法は、文字通りの意味での表面の1層目を指さない用法が正式であることから非常に紛らわしい。なお、文字通りの意味の表面第一層は、しばし最外層あるいはアドアトム層と言われる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「表面第一層」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.