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袱紗 : ウィキペディア日本語版
袱紗[ふくさ]

袱紗(ふくさ)
#縮緬などで一重または表裏二重に作り、無地や吉祥柄などの刺繍を施したもの。物を包んだり(包み袱紗)、進物の上に掛けたりする(掛け袱紗)方形の儀礼用絹布。本項で説明。
#茶道茶道具を拭い清めたり、茶碗その他の器物を扱うのに用いるおよそ縦9寸、横9寸5分の絹布。帛紗
#糊を引いていない柔らかい絹。
#他の語に冠して用いる、本式でないもののことを指す語。
#和菓子の一種。つやふくさ。
#料理用語。例として、袱紗仕立て(2種類の味噌を使った汁)。袱紗卵(具の入った柔らかな卵焼き)。本膳料理を簡略化したものを袱紗料理と呼ぶ〔中山圭子『事典 和菓子の世界』2006年、岩波書店、ISBN 4000803077、104ページ。〕。
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袱紗(ふくさ)とは贈り物の金品などを包んだり、覆うのに使用する方形の布である。小さい物を帛紗(ふくさ)と表記する。
== 概要 ==

=== 由来 ===
袱紗は元々は貴重品などが収蔵された箱上に掛けられていた風呂敷である。その風呂敷が贈答品を運ぶ時の汚れや日焼け防止として用いられるようになり1枚の布地から裏地付きの絹製で四方に亀房と呼ばれる房付きのものに変わり、慶弔行事の金品を贈る時の儀礼や心遣いとして広蓋(黒塗りの)と併せて用いられるようになった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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