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裂田の溝 : ウィキペディア日本語版
裂田の溝[さくたのうなで]

裂田の溝(さくたのうなで)は、福岡県筑紫郡那珂川町にある灌漑用に作られた用水路である。日本最古の農業用水路としても知られており、疏水百選にも選ばれている。
== 地理 ==
那珂川町の中央部よりやや北側、中心市街地より南側の山田にある一の井手から取水する。一の井手より北では那珂川は国道385号から離れるが、裂田の溝はそのまま300mほど同道とともに北上し、同道の下を東へくぐったのち山田・安徳地域を北東へ流れる。この区間では水田と住宅が広がり、水路沿いの公園が2か所設けられている。また両地域の境界付近には裂田神社(後述)がある。安徳を抜け、仲丸1丁目のあたりから住宅地に入る。
五郎丸4丁目で県道580号線をくぐり、100mほど進み北西へ転ずる。住宅地の中を流れ、安徳小学校の前を通ったところで北転し、そこからは那珂川町の中心市街地の中を通る。松木3丁目で西に向きを変え、続いて五郎丸1丁目で北に、今光4丁目で再び西に転じ、今光4丁目の青葉保育園のあたりで那珂川に合流し終点となる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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