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装甲戦闘車両(そうこうせんとうしゃりょう、Armoured Fighting Vehicle、AFV)は、装甲化され、攻撃兵器を備えた戦闘用の軍用車両のことであり、戦車や歩兵戦闘車などが含まれる。 武装を持つことで戦闘能力を備えた車輌である戦闘車両(せんとうしゃりょう、Combat Vehicle、CV、Fighting Vehicle、FV)は、その多くが装甲化されており、こういった車輌の呼称のために語頭に装甲(Armored)が付けられて装甲戦闘車両と呼ばれることになった。装甲車であっても固有の武装がなければ、装甲戦闘車両ではない。慣習的に「CV」は戦車のような重装甲戦闘車両を指し、「FV」は歩兵戦闘車のような比較的軽装の装甲を備えた戦闘車両を指す〔野木恵一著 『装輪装甲車全盛時代の分析』「ハイパー装輪装甲車」12頁 (株)ジャパン・ミリタリー・レビュー 2008年11月1日発行〕。 ジープやトラックのような無装甲車輌(Softskin)に分類される車輌は、たとえ火器を搭載しても装甲戦闘車両には含まれない。 == 耐弾性能 == 装甲戦闘車両に含まれる車種の範囲が広いため、その装甲強度は戦車砲や対戦車ミサイルに耐えられるレベルから、小口径のライフル弾や砲弾の破片に耐えるレベルまで様々である。 自衛隊においては装甲戦闘車の分類として、名称に「軽装甲」「装甲」が付く。軽装甲はおおよそ小銃弾クラスの対人火器や弾片に耐え得る程度、装甲は12.7mmの重機関銃に耐え得る程度が基準といわれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「装甲戦闘車両」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Armoured fighting vehicle 」があります。 スポンサード リンク
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