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聴覚補充現象[ちょうかくほじゅうげんしょう]
聴覚補充現象(ちょうかくほじゅうげんしょう、英名 Recruitment (hearing))は、感音性難聴に伴う聴覚過敏症の症状である〔元東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科教授 本多芳男著 『耳の病気の新常識』、講談社、1988、P39-40、ISBN 4-06-188480-8 〕。耳鼻科領域において単に補充現象あるいは聴覚のリクルートメント現象ともいう。 == 概要 == 感音性難聴では、難聴であるにもかかわらず、ある一定の音量を超えた音が健常耳に比べ、より強く響き・また耳に刺激を感ずることがある〔"recruitment." Encyclopædia Britannica 〕。そのような感音性難聴に伴う聴覚過敏症の症状を聴覚補充現象と言う。 特に、子供が叫ぶ音、テレビの音、高音の機械音、高音の金属音、スクーターの排気音、車の走行音などが響いて聞こえ、苦痛である。 感音性難聴を伴わない聴覚過敏症とは必ずしも同一ではないが、表面的な事象としては大部分で重なる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「聴覚補充現象」の詳細全文を読む
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