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補助機関車[ほじょきかんしゃ]
補助機関車(ほじょきかんしゃ)とは、鉄道において列車の運転の補助のために連結される機関車のことで、略して補機(ほき)ともいう。 == 概要 == 牽引力を増すために連結される機関車や、急勾配区間などで、その区間を列車が上り下りするための補助(牽引力、制動力の増加)をする機関車のことをいう。なお、補機に補助されて列車を牽引する機関車のことを本務機関車(ほんむきかんしゃ。本務機)という。また、機関車による牽引が必須な客車列車や貨物列車ばかりでなく、動力分散式の電車や気動車による列車であっても、補機が連結される場合がある。補機専用機関車の中には、日本のEF63形のように電車と協調運転を行うことができるものもあった。 補機は連結位置により、列車の前方に連結される機関車を前部補機(前補機)、列車の後方に連結される機関車を後部補機(後補機)と呼ぶ。編成の中間部に連結されることもある。補機の連結位置については、列車が運転される鉄道路線の事情や機関車の性能(機能)によって異なる。前部補機の場合は本務機の前方に連結される。但し、例外的に機関車運用上の理由から本務機の次位に連結される場合もある。 蒸気機関車運行列車の場合、補助を目的としてだけでなく蒸気機関車の保護を目的に連結・運用される場合もある〔ボイラや台枠等に問題がある場合や蒸気機関車の負荷を減らし寿命を長く保たせる目的もある〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「補助機関車」の詳細全文を読む
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