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補助記憶 : ウィキペディア日本語版
補助記憶装置[ほじょきおくそうち]

補助記憶装置(ほじょきおくそうち)あるいは二次記憶装置(にじきおくそうち)とは、記憶装置のひとつ。直接CPUがアクセスし演算できる主記憶装置に対して、CPUが直接アクセスできないものを補助記憶装置と呼ぶ。
データを保持する電子媒体と読み書きを行う駆動装置(ドライブ、またはリーダ/ライタとも)で構成される。ストレージともいう。
コンピュータ上で処理する情報は主記憶装置に記憶される必要があるが、スピードの制約を満たす主記憶装置は揮発性のものが多く、コストも高い。それとは別に情報をコピーして持ち運んだりバックアップを行うなどの要求もあり、情報を永続的に保存しておくための記憶装置も必要である。このため、遅いが安価で大容量な、また不揮発性や可搬性のある、補助記憶装置がある。
なお、分類としては主記憶装置以外の(記憶階層で、CPUから見て主記憶より遠い側にある)記憶装置が補助記憶装置である。不揮発性や可搬性等は、分類というより個々の属性である。
== 分類 ==
補助記憶装置は記録媒体の種類や記録方式、アクセス方式、設置場所、記録媒体が取り外せるか否か、書き換えられるか否かで分類することができる。
* データへのアクセス方式がシーケンシャルアクセスのもの、ランダムアクセスのものに分かれる。
* コンピュータ内部に取り付けられるものと、コンピュータの外部に置かれる外部記憶装置とに分かれ、これらはさらに記録媒体が容易に取り外せない補助記憶装置と、挿抜が容易なリムーバブルメディアに分かれる。
* 書き込みと読み込みの両方が行えるもの(書き換え型、リライタブル型)と、消去はできないが書き加えることが可能な追記型(ライトワンス型)のもの、情報が書き込まれた状態で製造され、ユーザは消去や書き換え、追記さえも出来ないROM型のものなどがある。頻繁に書き換えたりするデータは書き換え型、改ざんや変更、誤消去を防ぐためには追記型、改ざんや変更、消去を防ぎつつそれを第三者に大量に配布する際にはROM型が用いられる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「補助記憶装置」の詳細全文を読む



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