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補殺(ほさつ、)とは、野球・クリケットなどにおいてアウトが成立した場合、これに至る過程で、送球を行ったり、あるいは打球や送球の方向や速度を変えるなどしてそのアウト成立を補助すること、もしくはその野手に記録される守備記録のことである〔公認野球規則10.10〕。アシストとも呼ばれる。 しばしば捕殺と間違って書かれることがあるが、「アウトを捕る(とる)」のではなく「アウトを補う(おぎなう)」のであり、「補」の字が正しい。 なお、一般的な捕殺の意味は、田畑を荒らす害獣や害虫を駆除することである。 == 概要 == 打者や走者がアウトになったときには、触球や打球の捕球等により直接アウトを奪った野手には刺殺が記録される。このとき、刺殺者以外にこのアウトにかかわった野手に補殺が記録される。一つのアウトをとるのに複数の野手が関係すれば、その数だけ補殺は記録される。したがって、挟殺プレイが長引き、複数の選手が関わった場合にはその人数分の補殺が記録される。ただし、一つのアウトに関して同じ選手が何度プレイに参加しても、その選手に記録される補殺は1である。 飛球の捕球など、刺殺は記録されるが補殺が記録されないケースもある。 また、ある選手の失策によってアウトが成立しなかった場合にも、失策がなければアウトになったと記録員が判断した場合には、失策を犯した野手以外のプレイにかかわった野手に対して補殺が記録される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「補殺」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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