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補給食 : ウィキペディア日本語版
補給食[ほきゅうしょく]
補給食(ほきゅうしょく)とは、自転車による長距離・長時間走行の最中に摂取される食料である。
==概要==
自転車のロードレースや長距離ツーリングは運動が長時間にわたり、走行前に摂ったエネルギーだけでは不足するため、途中で食料の摂取が必要となる。一般人でも走行中には1時間当たり500kcal以上のエネルギーを消費し、脂肪の燃焼を計算に入れても長時間のツーリングでは体内のグリコーゲンを使い切ってしまう。このため、連続して長時間走るようなツーリングでは補給食は必須となる。栄養補給を行わずにいると体が低血糖状態に陥り、パフォーマンスが極端に低下してしまうどころか、意識不明に陥ることもある(ハンガーノック)。
レース中は走行しながら食べるので、食べやすく消化吸収のよいものが求められる。他にも、走行中でも取り出したり食べたりしやすいという特殊な要請に応えられるよう工夫が凝らされている。走行中に必要な栄養素は基本的にグリコーゲンなので、高カロリーなものが使用される。一般的にはパワーバーネスレ)のような市販品が使われることが多いが、UCIプロツアーなどプロのロードレースでは、栄養バランスを考慮して栄養士資格を持つチームスタッフが特別に作ったものを食するケースも多い。
レースでは、マラソンの給水ポイントのような補給エリアが設定され、選手は、「サコッシュ」(仏:sacoche、鞄。実際には袋)に入れられた補給食をチームのサポートスタッフから受け取り、ジャージのポケットに入れて食べながら走るのが一般的である(当然、手放し運転となるし、これが出来ねばプロレーサーとは言えない)。また補給エリアで補給食を受け取るのに失敗した場合は、チームのサポートカーから補給食を受け取ることもある。
栄養素、吸収性など食品の特性を勘案し、吸収しにくいものは走行前半に摂り、吸収の良いものは最後に取っておくなど工夫が凝らされる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「補給食」の詳細全文を読む



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