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補陀洛寺[ふだらくじ]
補陀洛寺(ふだらくじ)は、神奈川県鎌倉市材木座に所在する真言宗大覚寺派の寺院で、山号は南向山という。 創建は養和元年(1181年)で、開山は文覚上人。開基は源頼朝。本尊は十一面観音菩薩。 たびたび竜巻に襲われているため、別名「竜巻寺」としても知られる。 == 歴史 == 源頼朝の祈願所として建立された。もと京都仁和寺の末寺で、その後鎌倉市手広の青蓮寺の末寺だったが、現在は京都大覚寺の末寺となっている。 当寺には本尊の十一面観音立像(平安時代)、薬師如来及び両脇侍像(中尊は行基、脇侍は運慶作との伝があるが、江戸時代の作〔『鎌倉仏像めぐり』、p.54〕とも)など多くの仏像が安置されており、明治元年に寺が火災で建物は全半壊した際、これらの仏像類が全て無事であったという記録も残っている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「補陀洛寺」の詳細全文を読む
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