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複々線(ふくふくせん、quadruple track)とは、二組の複線軌道が敷設された線路を指す。 同様に、三組の複線では三複線、四組の複線では四複線と呼ぶ。 == 概要 == 複線線路が隣接して敷設された状態であり、一般的に、それぞれの複線は列車の種別や系統によって使い分けられる。 緩急分離運転を行っている場合、速達列車が走行する線路を急行線または快速線、普通列車が走行する線路を緩行線と呼ぶ。JR線では歴史的な経緯から、それぞれを列車線、電車線と呼ぶ場合がある。 複々線は、複線と比較して停車場以外でも列車の追い越しが可能となる。そのため、様々な速度帯、種別の列車を運行している路線では、適切に線路を使い分けることで、退避列車の待ち合わせ時間を無くすなど、効率的なダイヤが設定できる。 異なる事業者の複線が並行している場合や、同一事業者の複線路線が並行する区間でも、完全に別系統として運行管理されている場合は、複々線として扱われることは少ない。 日本一長い複々線区間は東海道本線の草津駅 - 山陽本線の西明石駅 120.9kmである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「複々線」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Quadruple track 」があります。 スポンサード リンク
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