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複合性局所疼痛症候群[ふくごうせいきょくしょとうつうしょうこうぐん] 複合性局所疼痛症候群(ふくごうせいきょくしょとうつうしょうこうぐん、英:Complex regional pain syndrome,略称CRPS)は、交感神経の過剰な活性化に関っていると考えられる疼痛である。神経因性疼痛の代表的疾患であり、体性神経の損傷および骨・筋肉組織損傷、外傷(重症度は関係ない)、内臓疾患、中枢神経系損傷後に発症するとされるが、明らかな先行した損傷がなくとも発症することがある。 また、感覚過敏・アロディニア・代謝異常・浮腫・腫脹・皮膚温異常・局所的骨粗鬆症など様々な症状が観察されることが多い。最も多発する部位は手であり、その場合は同側肩関節の運動制限を伴うことが多い。この病気は、難病指定はされていない。 == 用語 == 以前より、交感神経系の影響により慢性疼痛となる可能性は指摘されており、その中に、カウザルギー・反射性交感神経性ジストロフィー(RSD)・肩手症候群(Shoulder hand syndrome,SHS)・外傷後ジストロフィー・ズデック骨萎縮・交感神経性持続疼痛などがある。国際疼痛研究会(IASP;International Association of the Study of Pain)は、複合性局所疼痛症候群(CRPS)という用語を提唱している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「複合性局所疼痛症候群」の詳細全文を読む
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