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複合構造(ふくごうこうぞう、hybrid structure)とは、複数の材料を組み合わせて一つの構造部材とした合成構造と、異種部材を連結して一つの構造体とした混合構造の総称である。複合構造はそれを扱う分野や時代のニーズによって多種多様に発展してきたため、これらの呼称は土木工学と建築学、あるいは国によって必ずしも固定されたものではないが、日本の土木・建築分野においては合成構造と混合構造の総称として、複合構造という語が定着しつつあるようである。 == 複合構造の種類 == === 合成構造 === *鉄骨鉄筋コンクリート構造(SRC構造):鉄骨を鉄筋コンクリートあるいは無筋コンクリート部材内に配置した構造 *コンクリート充填鋼管構造(CFT構造):鋼管あるいは鋼殻内にコンクリートを充填した構造 *鋼コンクリート合成桁:鋼桁とその上に配置されるRC床版あるいはPC床版をスタッドなどのずれ止めを介して接合した構造 *鋼コンクリート合成床版:鋼板とコンクリートを積層状に配置した構造。サンドイッチ構造、オープンサンドイッチ構造など *波形鋼板ウエブPC橋 *複合トラス橋 なお、鉄筋コンクリート構造やプレストレストコンクリート構造は、コンクリートと鋼を合成した構造の一種であるように思われるが、これらは一般的には合成構造としてではなくコンクリート構造として扱われる。例えば、「コンクリート構造と鉄骨構造を合成した部材」のような、それぞれが単体の構造として成立するものを組み合わせた構造を特に合成構造と呼ぶ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「複合構造」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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