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複素速度ポテンシャル : ウィキペディア日本語版
複素速度ポテンシャル[ふくそそくどぽてんしゃる]
複素速度ポテンシャル(ふくそそくどぽてんしゃる、)とは、流体力学において、ある特別な状況下で流れ場の解析を容易にするために用いられる量である。
== 概要 ==
2次元、非粘性、渦なしの流れに対しては、速度ポテンシャルφとψが存在し、速度u = (''u'' , ''v'' ) が次のように書ける(これはコーシー・リーマンの方程式に他ならない):
:\beginu &= \frac = \frac, \\
v &= \frac = -\frac\end
このとき、次の関数''W'' (''z'' ) を複素速度ポテンシャルという:
:W(z) = \phi + i\psi,\quad z = x+iy
複素速度ポテンシャル''W'' (''z'' ) は正則関数、すなわち複素座標''z'' で微分可能であり、微分すると速度が得られる:
:\frac = u-iv
この性質によって、複素解析の強力な手法を使うことができ、流れ場の解析を容易に行うことができる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「複素速度ポテンシャル」の詳細全文を読む



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