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西ドイツ国鉄210形ディーゼル機関車 : ウィキペディア日本語版 | 西ドイツ国鉄210形ディーゼル機関車[にしどいつこくてつ210かたちでぃーぜるきかんしゃ]
西ドイツ国鉄(ドイツ連邦鉄道。DB)210形ディーゼル機関車は、出力を補助するためのガスタービンエンジンを搭載した液体式ディーゼル機関車である。V160形(のちの216形)からの派生形式のひとつ。
== 製造の背景 == 1950年、西ドイツ国鉄(DB)はスイス連邦鉄道(スイス国鉄)のガスタービン機関車、4/6 1101形を試用した。この機関車はガスタービンエンジンで発電し、その電力で駆動するものであった。ガスタービンエンジンは軽量・高出力だが燃料消費量が大きく、V200形ディーゼル機関車との比較でも圧倒的に不利であり、DBはガスタービンエンジンを機関車のメインエンジンとすることを断念した。 10年後の1960年、中重量級列車用液体式ディーゼル機関車であるV160形が営業に就いた。DBは、ミュンヘン〜リンドウ間の非電化でカーブが多い路線での重量旅客列車へのハイクオリティなサービスを検討、V160形にコンパクトなガスタービンエンジンを積み、補助的に使用することで出力アップを図ることで実現しようとした。燃費向上のため、ガスタービンエンジンは時速25kmからの加速や登坂時等、必要な時のみ使用することとした。 こうして造られた機関車が210形であり、クルップにて1970年から8両が製造された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「西ドイツ国鉄210形ディーゼル機関車」の詳細全文を読む
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