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西ドイツ国鉄403形電車 : ウィキペディア日本語版
西ドイツ国鉄403形電車[にしどいつこくてつ403かたちでんしゃ]

西ドイツ国鉄403形電車(''DB Baureihe 403'')は、ドイツ連邦鉄道(西ドイツ国鉄、現・ドイツ鉄道)の特急旅客用交流型電車である。
== 概要 ==
西ドイツ国鉄は、1960年代後半から1970年代初めにかけて、都市間特急網であるインターシティ(''IC:Intercity'')のシステムを構築したが、登場当時のインターシティは機関車客車を牽引する方式、あるいは気動車による方式であり、最高速度も160km/hにとどまっていた。これを上回る速度の車両を製作しようとする試みが、1960年代末から計画された。
ちょうど日本東海道新幹線が大成功を収めていたこともあり、当時の西ドイツでも将来の高速鉄道時代も見据えて最高速度200km/h運転に対応する動力分散式車両(電車方式)の開発を行うこととなっが、西ドイツ国鉄では日本と異なり電車方式の高速車両の製作・運用の実績に乏しかったため、まず試作車を製作して実用性を検証することとなった。この車両は403形と名付けられ、試作編成として1973年に4両編成3本が製作された。編成は先頭車の403形と中間車の404形により構成されている。
西ドイツ国鉄における電車特急は、すでに1950年代後半にフランクフルト・アム・マイン - ミュンヘン間に特急「ミュンヘナー・キンドル」号(''Münchner Kindl''、ミュンヘンの都市名の由来となった、黄色地にフードのある黒地の修道服を着て聖書を手に持った娘の意。戦前製のET11型電車を使用)が運転されていたことがあるが、西ドイツ国鉄として製造された初の分散動力式特急用電車は403形である。
なお、正式な形式は西ドイツ国鉄が1968年に制定したコンピュータ管理車両番号体系における電車(百の位が4は電車を示す)の3番目の形式であることを示す"403形"であるが、電車については戦前からの伝統で型式に'ET'(''Elektrotriebwagen''=「電車」の略)を付ける慣例があり、"ET403"とも呼ばれる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「西ドイツ国鉄403形電車」の詳細全文を読む



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