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西中金駅[にしなかがねえき]
西中金駅(にしなかがねえき)は、かつて愛知県豊田市中金町にあった名古屋鉄道三河線の駅(廃駅)である。 三河鉄道時代には紅葉で有名な香嵐渓のある足助町(現豊田市)まで延伸する予定だった。だが、世界恐慌による資金不足や戦争などの影響で当駅以降は延伸が進まず、名古屋鉄道合併後も事業免許は得ていたものの、最終的には断念して事業免許を返却した〔。現在も西中金駅の駅舎はバス停留所として使われていて、その先の足助方面への延伸のために用地買収された後の土地は道路として残っている。 == 駅の構造 == ホーム1本のみの棒線駅で、開業から遅れて1930年(昭和5年)に木造平屋の駅舎が建てられた〔。この終着駅らしくない構造は、本来足助方面への延長までの暫定的な終着駅とされていたためである。また、駅名標には足助方面への延長を予定していたためか、名鉄バスによる先行措置により「足助方面自動車連絡」と書かれていた。廃止後の2007年(平成19年)に駅舎とホームが国の登録有形文化財に登録された〔(所有者は名鉄のままである)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「西中金駅」の詳細全文を読む
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