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西丸 四方(にしまる しほう、1910年2月13日 - 2002年2月14日)は、日本の医学者、精神科医。専門は精神病理学。信州大学名誉教授。愛知医科大学名誉教授。医学博士。 村上仁、島崎敏樹らと共に、日本の精神病理学第一世代を代表する人物である〔村上靖彦、永田俊彦、市橋秀夫、中安信夫 (2005) pp. 78 - 79.〕。精神医学の基礎領域である精神病理学を広く精神科臨床に根付かせるなど、日本の精神医学の発展に大きく貢献した。また、老荘思想を心理療法に応用するなどのユニークな試みでも知られる〔霜山徳爾著作集『時のしるし』学樹書院、2001年、40頁〕。草間彌生を見いだし、その後のよき理解者として終生交流があった。 == 来歴 == *1910年 - 東京下谷根岸に生まれる〔西丸四方『彷徨記』p.72〕。 *1914年 - 父の仕事の関係で樺太の大泊に住んでいたが、4歳のとき肺炎で死にかけ、北茨城の父方の祖父母のもとに預けられる〔。北茨城大津小学校から東京青山小学校を経て〔西丸四方『彷徨記』著者略歴〕、旧制麻布中学校、浦和高等学校理科乙類卒業。 *1936年 - 東京帝国大学医学部医学科卒業 *1941年 - 府立松沢病院医員 *1946年 - 東京大学講師、東京女子医学専門学校講師 *1947年 - 医学博士(東京帝国大学)〔 *1948年 - 国立東京第一病院医長 *1950年 - 信州大学医学部精神科初代教授、後に名誉教授 *1972年 - 愛知医科大学医学部精神科主任教授、後に名誉教授〔 *2002年 - 逝去 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「西丸四方」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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