|
西 加奈子(にし かなこ、1977年5月7日〔『文藝年鑑』2008年〕 - )は、日本の小説家。イラン ・テヘラン生まれ。エジプト・大阪府和泉市光明台育ち。大阪府立泉陽高等学校、関西大学法学部卒業 既婚。 『ぴあ』のライターを経て、2004年『あおい』でデビューする。 2005年『さくら』が20万部を超えるベストセラーとなる。2012年5月、『きいろいゾウ』が、宮崎あおいと向井理出演で映画化され、2013年に公開された〔宮崎あおいと向井理が夫婦役で初共演。「2人の関西弁も実に似合っている」と監督 2012年5月18日 ''ムービーコレクション''〕。 == 人物 == 海外生活は、誕生から2歳までイラン・テヘラン、小学1年から5年までエジプト・カイロ。それ以降は大阪であり、性格的には根っからの大阪人である〔。 大阪に住んでいた頃からひそかに小説を書いては一人で悦に入っていたが、人に読ませたところ「技術はあるけど感情が無い」と言われ、「書きたくなるまで感情を溜めないとだめだ」と勧められるまま半年ほど断筆、その後に閃いたイメージから猛烈な勢いで一気に書き上げたのが『あおい』である。この作品に西はいたく愛着が湧き、「活字にせな」と思い立ち、いくつも仕事を掛け持ちして上京資金を貯め、「全部捨てんとアカン」とそれまでの大阪生活の全てを投げうって身一つで東京に移り住んだ。『あおい』は程なくして『世界の中心で、愛をさけぶ』の編集者の目にとまって出版にこぎつけ、西は文壇デビューを果たした。 直木賞受賞会見の席でも「プロレスから勇気をもらった」と語るほどの大のプロレスファン、特に新日本プロレスの棚橋弘至をひいきの選手に上げている〔【直木賞受賞会見】西加奈子さん「プロレスからむちゃくちゃ勇気をいただいてます」(5/7ページ) - 産経ニュース 2015年3月19日閲覧〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「西加奈子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|