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西半球安全保障協力研究所 : ウィキペディア日本語版 | 西半球安全保障協力研究所[にしはんきゅうあんぜんほしょうきょうりょくけんきゅうじょ]
西半球安全保障協力研究所(にしはんきゅうあんぜんほしょうきょうりょくけんきゅうじょ、''Western Hemisphere Institute for Security Cooperation'', WHISC, WHINSEC)は、アメリカ陸軍の機関。旧「アメリカ陸軍米州学校」(''U.S.Army School Of the Americas'', SOA)。 == 概要 == 1946年、在パナマのアメリカ南方軍本部内にSOAとして置かれる。親米ゲリラに拷問技術・尋問法などの教育を施し、西半球すなわち中央アメリカ、南アメリカで親米軍事政権・独裁政権と、「反米」左翼政権の転覆を支援した。“修了者”たちは「反米」運動・レジスタンス運動の有力指導者の暗殺に関わったとされ、SOAも“School of Assassin”(暗殺学校)と蔑まれた。 2001年1月、ラテンアメリカ諸国の軍幹部に訓練を施す名目で、ジョージア州フォート・ベニング〔第75レンジャー連隊 (アメリカ軍)もここに駐屯する〕に移転、機関名も改められた。公式の目的は「民主主義的価値観、人権の尊重およびアメリカ的習慣と伝統の普及」であり、研修受講生は「人権、法の支配、デュー・プロセス・オブ・ロー、軍隊の文民統制、民主主義社会における軍隊」について8時間受講する事になっている。 なお、「研究所」と改称しただけで、その存在目的はSOA当時と全く変わっていないとされている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「西半球安全保障協力研究所」の詳細全文を読む
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