翻訳と辞書 |
西南極氷床[にしなんきょくひょうしょう]
西南極氷床(にしなんきょくひょうしょう West Antarctic Ice Sheet、WAIS)は南極氷床の一部であり、西南極を覆う氷床で、南極横断山脈の西にある。乗っている岩盤は海面よりもかなり下にある。氷床の端は氷河となって海に浮く棚氷(ロス棚氷とロンネ棚氷)やアムンゼン海へ流れ込む。 ==概要== 南極氷床の体積はおよそ25.4 百万立方キロメートル、西南極氷床はその内10%以下または2.2 百万立方キロメートルと見積もられている〔 〕。 乗っている岩は氷の重さによって0.5から1キロメートル沈んでいる。このような作用をアイソスタシーという。 自重によって氷床は変形し、流れる。 内陸部の氷はざらざらした岩盤の上をゆっくりと流れる。氷は海にたどり着いても、そのまま続けて海へと流れ出す。この結果、大きくて浮いている氷の棚が大陸の淵にくっつく〔Ice Shelves , Antarctic and Southern Ocean Coalition, 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「西南極氷床」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|