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印旛沼[いんばぬま]
印旛沼(いんばぬま)は、千葉県北西部、印西市、佐倉市、成田市、印旛郡栄町、八千代市にまたがる利根川水系の湖沼。湖沼水質保全特別措置法指定湖沼。 == 地理 ==
利根川下流右岸、下総台地の中央に位置する。もともとは "W" 字型のより大きい沼であったが、戦後の干拓によって2つの細い水路でつながった北部調節池(北印旛沼)と西部調節池(西印旛沼)に水域が分かれ、面積は半分以下に減少している。しかし、それでも湖沼としては千葉県内最大の面積を誇っている。ちなみに北印旛沼・西印旛沼の両者は、印旛捷水路または中央排水路を介して繋がっている。 沼の南側沿岸には京成本線が走り、東京のベッドタウンである佐倉市街地も近い。東側には成田ニュータウンがあり、北西には千葉ニュータウンがある。また、成田スカイアクセスおよび現在工事中の北千葉道路は北印旛沼を横断する。 東京都心から30 - 50キロメートルと首都圏に位置するため流域人口は多く、72.7万人に達する。これは琵琶湖、霞ヶ浦に次いで日本で3番目に多い。流域面積は487.18 km²。 通常、印旛沼の水は北印旛沼から長門川を下って利根川へ合流する。しかし、印旛沼自身の増水(内水)や利根川洪水(外水)での逆流入が起こるとそれまでの流出方向とは変わり、西印旛沼から印旛放水路(新川・花見川)を伝って東京湾へと排水される。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「印旛沼」の詳細全文を読む
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