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西夏文字(せいかもじ)は、西夏王朝(1032年~1227年)初代皇帝李元昊の時代に制定された、西夏語を表記するための文字。 長らく未解読であったが、日本の西田龍雄によってほぼ解読がなされた。 漢字と、それを作った漢族を強く意識して作成されており、中国人を表す「漢人」に当たる文字は「小偏に虫」という文字で表記される。 今昔文字鏡に登録されている。 == 概要 == 6,000文字ほどの文字数を持ち、冠や偏・旁等漢字に似た構造を持つ。基本的に一字一音節である。 漢字とは異なり象形文字起源ではないため、各構成要素がどのような起源で作られたのかは定かではなく、要素のあらわす意味が全て解明されている訳ではない。字全体での意味は判っていても、なぜその要素を使用しているのか不明の文字も多い。 契丹文字の一部の字形と近い要素も存在するが、関連は明らかにされていない。 2008年1月時点ではUnicodeには含まれないが、拡張領域である追加多言語面のU+17000 - 1810Fに追加することが提案されている。Unicode 9.0 での追加が予定されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「西夏文字」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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