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西大久手古墳[にしおおくてこふん]
西大久手古墳(にしおおくてこふん)は愛知県名古屋市守山区にある古墳。志段味古墳群のひとつ。 ==概要== 大久手池の周辺に点在する大久手古墳群の前方後円墳。大久手2号墳と呼ばれる場合もある。最初に調査が行なわれたのは1982年(昭和57年)・1983年(昭和58年)の愛知県教育委員会の依頼による名古屋大学の測量調査だが、それ以降2005年(平成17年)に名古屋市教育委員会が発掘調査をおこなうまで公式な調査はほとんどされなかった。 従来は隣接する東大久手古墳と主軸が同じであるとして双方の関連性が言われていたが、近年の調査で主軸がずれていることが判明したほか、前方部の特徴(後述)などから志段味大塚古墳との関連性が高い可能性が指摘されている。また、2008年(平成20年)の発掘調査で東海地方以東では最古級(5世紀中頃)のものとされる人物埴輪が出土した。同時期の人物埴輪は近畿地方の天皇陵などで見つかっていることから、この地方の勢力がヤマト王権と深い繋がりを持っていた事が考えられるという。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「西大久手古墳」の詳細全文を読む
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