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西山将士 : ウィキペディア日本語版
西山将士[にしやま まさし]

西山 将士(にしやま まさし、1985年7月9日 - )は、日本の元柔道選手である。階級は90kg級。身長179cm。血液型はA型。組み手は左組み。段位は四段。得意技は大外刈大内刈寝技〔「柔道全日本強化選手名鑑 2015」近代柔道 ベースボールマガジン社、2015年4月号〕。現在は新日鉄住金に所属〔新日本製鐵柔道部 | チームデータ > 選手紹介 西山将士 〕。
== 経歴 ==
山口県下関市彦島出身〔【柔道】平岡(60キロ級)五輪切符 西山将(90キロ級)上川(100キロ超級)も 中国新聞 2012年5月14日〕。6歳の時に柔道を始めた〔。
国士舘高校3年の時にインターハイ団体戦と個人戦100kg級で優勝を果たした〔。
国士舘大学に入学後、学生体重別で2年連続3位になるなど一定の活躍をするが、際立った活躍は見られなかった〔。
新日本製鐵に入社後に階級を1つ下げ90kg級にすると、講道館杯で優勝を果たし、さらに2009年には体重別でも優勝するが世界選手権代表には選ばれなかった〔。国際大会ではアジア選手権東アジア競技大会で優勝した〔。また、団体戦のワールドカップ・サルヴァドール世界団体で活躍をして日本チームの優勝に大いに貢献した〔。そして2010年の講道館杯では3連覇を達成した〔評価急上昇、西山将士が3連覇 スポーツニッポン 2010年11月21日〕。12月にはグランドスラム・東京でも優勝を飾る〔“地味な”西山将が90キロ級で輝く/柔道 日刊スポーツ 2010年12月12日〕。2011年11月には講道館杯で大学の先輩である鈴木桂治以来の4連覇を達成した〔桂治以来!90キロ級西山V4/柔道 日刊スポーツ 2011年11月12日〕。
12月のグランドスラム・東京では前年に続いて2連覇を果たした〔西山将、連覇達成!五輪代表争い“並んだ” スポーツニッポン 2011年12月10日〕。
2012年1月には ワールドマスターズに出場して、準々決勝では世界チャンピオンであるギリシャのイリアス・イリアディスに指導2で優勢勝ちすると、準決勝はブラジルのティアゴ・カミロを技あり、決勝ではロシアのキリル・ボプロソフを有効でそれぞれ下して、今大会初優勝を飾った〔西山将、90キロ級初V…柔道マスターズ 読売新聞 2012年1月15日〕。
5月の体重別決勝では、高校大学の同期であり、平成24年度全日本柔道選手権優勝の加藤博剛千葉県警察本部)に敗れたものの、加藤が世界ランキングの関係上、オリンピック候補資格を保持していなかったこともありロンドンオリンピック代表に選出された〔西山将 決勝敗退も初代表入り 篠原監督は金星評価 スポーツニッポン 2012年5月13日〕。オリンピック本番では準々決勝で敗れたが、敗者復活戦を勝ち上がって3位決定戦でキリル・デニソフ()に延長戦の末旗判定で勝利して銅メダルを獲得した〔柔道・西山「銅」、卓球・石川メダル届かず 中日新聞 2012年8月1日閲覧〕。
2013年5月の体重別では初戦で敗れたが、過去の実績から世界選手権代表に選ばれた〔 読売新聞 2013年5月12日〕。しかし、8月の世界選手権では2回戦でカザフスタンのイスラム・ボズバエフに十字固で敗れた〔 MSN産経ニュース 2013年8月31日〕。
2015年8月の実業個人選手権では優勝するものの、11月の講道館杯では2回戦で日本エースサポートの大辻康太に敗れてリオデジャネイロオリンピックの代表争いに加わることができなくなったために、引退する意向であることを表明した〔ロンドン五輪「銅」、柔道の西山将士が引退へ 読売新聞 2015年11月8日〕。
2016年1月に現役引退を正式に発表した。この際に、「約24年間の競技人生を振り返れば、『柔道着に日の丸を付けてオリンピックという最高の舞台で世界のライバルと戦えた事をホコリに思う』という境地に到り、この度の決断をする事が出来ました」とコメントした〔ロンドン五輪柔道銅の西山将士が引退 デイリースポーツ 2016年1月12日〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「西山将士」の詳細全文を読む



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