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株式会社西山牧場(にしやまぼくじょう)は、北海道沙流郡日高町と茨城県稲敷郡阿見町で競走馬の育成を行っている企業である。代表者は西山茂行。初代の代表者は茂行の実父の西山正行。 かつては、北海道勇払郡むかわ町汐見(旧鵡川町)に競走馬(サラブレッド)の生産牧場があり、こちらが本場であった。 2005年までは中央競馬(JRA)に有限会社西山牧場名義で馬主登録されていた。地方競馬では株式会社西山牧場名義で馬主登録されている。勝負服の柄は黄、青三本輪、白袖で、冠名は「ニシノ」、「セイウン」、「セント」、「ブランド」、「シロー」、「チヨノ」、「アマノ」を使用していた。 関連施設の項の育成部門は現在も活動を続けており、日高町富川西の西山牧場育成センターにはセイウンスカイの墓がある。 == 歴史 == 1966年に田中彰治の経営していた田中牧場を西山正行が買収し開場。400ヘクタールという敷地面積は単一場所としては日本最大であった。 1973年には自らが輸入した種牡馬マタドアが輩出した、スプリンターズステークスを勝ったキョウエイグリーンや、スプリンターズステークス連覇をしたサクライワイなどの活躍により、社台グループのリーディングブリーダーを10年連続でストップさせ、初のリーディングを記録した。 だがその後は導入した種牡馬がことごとく失敗だった影響などで成績が低迷(ただし1992年にはニシノフラワーの活躍などにより中央競馬生産者ランキングで2位となっている)。1990年代以降は繁殖牝馬を減らし、種付け相手も社台グループのものなどに切り替えるなど少数精鋭方式に改めた。しかしそれでも成績が向上せず、2007年にはリーディング17位に低迷していた。 2008年11月11日に西山牧場の敷地と建造物がダーレー・ジャパン・ファームに売却された。なお、繁殖牝馬は売却せずに他牧場へ預託されるが、西山牧場としての生産は終了することになった〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「西山牧場」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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