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西方ギリシア文字[にしかたぎりしあもじ]
西方ギリシア文字(Western Greek alphabet)とは、紀元前8世紀から紀元前5世紀頃の初期ギリシア文字群の内、西方地域に分布したギリシア文字・字形の総称。エウボイア島周辺からペロポネソス半島、そしてイタリア半島にかけて分布した。エウボイア文字(Euboean alphabet)とも呼ばれる。後に東方の字形(東方ギリシア文字)が標準になったため、区別してこう呼ばれる。 この文字は、エウボイア島(ユービア島)から、イスキア島やイタリア半島の植民市・クマエへ持ち込まれ、ほぼそのままの形で最初期のエトルリア文字・ラテン文字などの古イタリア文字を派生した。この流れは歴史的に重要視され、クマエ文字(Cumaean alphabet)とも呼ばれる。 ==一覧==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「西方ギリシア文字」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Archaic Greek alphabets 」があります。
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