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西条城 (阿波国)[さいじょうじょう]
西条城(さいじょうじょう)は、徳島県阿波市吉野町西条にあった日本の城。別名は西条東城、戎城、西城。 貞和2年(1346年)に秋月城の支城として築城〔『日本城郭大系 15巻』p.191〕。長宗我部元親によって滅ぼされた勝瑞城と運命を共に落城した。 天正13年(1585年)に蜂須賀家政が阿波国に入国し、阿波九城のひとつとして整備された。森監物が城代(支城主)として入り、5500石の石高を有した〔福永素久「阿波国蜂須賀氏の支城「阿波九城」について」『史学論叢.37』pp.37-59、2007年 pdf 2014年8月20日閲覧〕。その後寛永15年(1638年)、一国一城令によって廃城となった〔。 城跡は、後世の開墾により不明であるが、明治期に作成された地籍図などから、方形の居館であったことが窺える〔。現在では「天守台」と呼ばれる高さ6mほどの小丘に、城跡を示す石碑と森監物をまつる小さな祠がある〔。 == 脚注 ==
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