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西武バス練馬営業所 : ウィキペディア日本語版
西武バス練馬営業所[せいぶばすねりまえいぎょうしょ]

西武バス練馬営業所(せいぶバスねりまえいぎょうしょ)は、東京都練馬区南田中に位置する西武バスの営業所である。
練馬区東部と杉並区北西部、都内発着の高速バスを主に担当するほか、観光バス(一部は西武観光バス)が配属されている。また東京都道317号環状六号線(通称:山手通り)を経由して池袋駅 - 新宿駅を結ぶ路線、荻窪駅界隈を発着する路線などが設定されている。
車庫最寄りの停留所は、都営バス国際興業バスとの混同を避けるため、「南田中車庫」としている。営業所前には関東バスの停留所があるが、こちらは南田中一丁目〔かつては向かい側にあった学校の名称から「育英高専前」であった。〕である。
2007年3月18日より上石神井高野台新座営業所とと共にICカードシステム(PASMOSuica)が一般路線に導入された。深夜急行バス:池袋 - 小手指線での扱いは、後述する。
== 沿革 ==

=== 都心への路線拡張と営業所の開設 ===
1951年、大泉営業所(現在の上石神井営業所の前身)に続く都区部二番目の西武バス営業所として、練馬区豊玉北(現在、練馬区役所向かい付近)に開設された。終戦直後の西武自動車発足時には、都区部では大泉・関町周辺で営業しているだけだったが、徐々に都心方面へ拡張され、特に都営バス関東バスとの乗り入れによる都心直通路線の新設に力が注がれた。このうち、練馬営業所が担当した路線は1948年に開業した新橋線(石神井公園駅 - 新橋駅)と丸山線(鷺ノ宮駅 - 新橋駅)、1950年に開業した大久保線(新井薬師駅 - 大久保駅 - 東京駅)で、後の2つは関東バスを加えた3者共同運行であった。
都心直通路線以外では、1949年から1954年にかけて成増線(練馬駅 - 成増町)、井荻線(豊島園 - 荻窪駅)、鷺ノ宮線(鷺ノ宮駅 - 吉祥寺駅)のような現行路線の基礎となる区間を含んだ路線が開業した。また、社史と当時の自治資料で若干記載内容が異なるが、同じころ池袋駅から江原中野通りを経由して新井薬師方面に向かう路線を池袋線として開業している。
1955年山手通りの開通に伴う路線免許の競願に対し、西武に免許が下ったため、中井線(宿20)の運行が開始された。1959年にかけては新宿線(新宿駅 - 豊島園)、成池線(池袋- 成増町)などが相次いで新設され、新宿・池袋を発着する路線が強化されていく。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「西武バス練馬営業所」の詳細全文を読む



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