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西河禅師 : ウィキペディア日本語版
道綽[どうしゃく]

道綽(どうしゃく、Dao-chuo)は、唐代中国浄土教(中国浄土宗)僧侶である。俗姓は衛氏。「西河禅師」とも。
浄土宗では、「浄土五祖〔浄土五祖…法然が浄土宗相承の祖師と定めた5人の高僧。(『岩波仏教辞典』第二版、P.539「浄土五祖」より引用。)〕」の第二祖とされる。
浄土真宗では、七高僧の第四祖とされ「道綽襌師」・「道綽大師」と尊称される。
== 生涯 ==
天嘉3年/北周保定2年(562年)、并州汶水に生れる。(生誕地は、并州晋陽とも。)
14歳のときに出家し、『涅槃経』に精通。
30歳を過ぎて慧瓚(えさん)に師事し、戒律と禅定の実践に励む。
大業5年(609年)、48歳のとき玄中寺曇鸞の碑文を見て感じ、自力修行の道を捨て、浄土教に帰依し同寺に滞在する。出家者、在家者のために『観無量寿経』を200回以上講義。亡くなるまで念仏を日々7万遍称えたといわれる。念仏を小豆で数えながら称える「小豆念仏」を勧める。(称名念仏
貞観15年(641年)、善導が、晋陽(現:山西省太原市)にいた道綽をたずね、師事した。そして道綽は没するまで、『観無量寿経』などの教えを授けた。
貞観19年(645年)4月27日、85歳にて逝去。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tao-cho 」があります。



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