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西舞鶴道路(にしまいづるどうろ)は京都府舞鶴市に計画中の4.9kmの国道27号のバイパス道路である。 国道27号線は福井県敦賀市から小浜市、舞鶴市を通り、京都府船井郡京丹波町に至る約140kmの主要幹線道路であり、北近畿の経済、産業、生活を支える極めて重要な道路であるが、舞鶴市内、特に西舞鶴地区では慢性的な交通渋滞がネックとなっている。1kmあたりの渋滞損失時間も約5.3万人/年キロと、全国平均(約2.0万人/年キロ)ばかりか京都府平均(約3.0万人/年キロ)をも上回っていることから、早期バイパス建設が要望されていた。 同バイパスは国道27号線の舞鶴市上安地区付近から分岐し、舞鶴赤十字病院、倉谷工業団地内(キリンビバレッジ舞鶴工場付近)を経由し、舞鶴市京田地区で再び国道と合流する道路計画で、トンネル2本を含む、完全4車線を予定している。 完成すれば舞鶴市内の慢性的な渋滞の緩和とともに、二次医療施設(舞鶴赤十字病院)の所要時間の短縮、舞鶴若狭自動車道舞鶴西ICから近畿地方の日本海側の玄関港である舞鶴港へ直接アクセスできるようになるなど、物流の効率化に大きく寄与するものと期待が高い。 国や府は1991年(平成3年)に都市計画を決定し、2007年(平成19年)に調査・設計に着手した。2013年度(平成25年度)より用地買収および着工する予定で、工期約10年を目途に建設される。総事業費は約245億円を見込む。 == 沿革 == * 1991年(平成3年):都市計画決定。 * 2007年(平成19年):調査・設計着手。 * 2012年(平成24年):本格整備へ事業化決定。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「西舞鶴道路」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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