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西部方面普通科連隊(せいぶほうめんふつうかれんたい、JGSDF Western Army Infantry Regiment(Light):WAiR)は、長崎県佐世保市の相浦駐屯地に駐屯する陸上自衛隊西部方面隊直轄の普通科連隊(軽)である。部隊は通称西普連と呼ばれることが多いが、英語表記の頭文字からWAiR(ワイアー、ウェイヤー)と呼ばれることもある(連隊隊舎入口にはWAiRと表記されている)。五島列島の方言「バラモン」(「活発で元気のいい」の意)からバラモン部隊とも。自衛隊唯一の水陸両用部隊である。 == 概要 == 離島対処即動部隊であり、島嶼防衛を主な任務とする。 島嶼の防衛、奪還を目的とした上陸作戦訓練を、海兵隊と重ねる報道もある。主任務としては隠密裏の潜入、遊撃による陣地構築の妨害、通信の遮断、情報収集および逆上陸部隊の誘導であり、アメリカ海兵隊武装偵察部隊に類似した性格を持つ。 レンジャー小隊に限らず、通常の隊員もレンジャーの有資格者が多く、一線に立つ隊員のほぼ全員が、水路潜入訓練など特別な訓練を行っている。運用に関しての詳細は公開されていないが、防衛白書の広報文によれば、海岸から10km程度離れた沖合いからゴムボートを使って水路潜入したり、ヘリコプターによるヘリボーンで島々を移動するとされている。 同連隊を特殊部隊として位置づけるかは資料によって異なるが、所属隊員の一部に対しては、特殊部隊向けの給与制度である「特殊作戦隊員手当」が適用されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「西部方面普通科連隊」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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