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西部方面隊(せいぶほうめんたい、JGSDF Western Army)は陸上自衛隊の方面隊のひとつ。司令部は熊本市に所在し、九州および沖縄の防衛警備や災害派遣等を担任している。 西部方面隊は、2個師団及び1個旅団を基幹兵力としており、これらに加えて西部方面普通科連隊を隷下に置く。管内には25個の駐屯地、8個の分屯地、8個の自衛隊地方協力本部が配置されている。 == 沿革 == * 1955年(昭和30年)12月1日:西部方面隊新設。北部方面隊に次ぐ、2番目の方面隊である。主要隷下部隊は第4管区隊及び第8混成団。 * 1956年(昭和31年)1月20日:総監部を福岡駐屯地(福岡県春日市)から健軍駐屯地に移駐 * 1962年(昭和37年)8月15日:師団制への改変により、主要隷下部隊は第4師団及び第8師団編成。 * 1968年(昭和43年)3月1日:西部方面通信隊が西部方面通信群に改編。 * 1973年(昭和48年):沖縄復帰に伴い、隷下に第1混成団編成。 * 2002年(平成14年)3月27日:西部方面普通科連隊新編 * 2003年(平成15年)3月27日:西部方面後方支援隊及び方面衛生隊を新編 * 2005年(平成17年)3月28日:西部方面情報処理隊及び西部方面通信情報隊を新編 * 2008年(平成20年) : 3月24日:城野分屯地を廃止。 : 3月26日:第303保安中隊を西部方面警務隊隷下に編成替えし、第303保安警務中隊に * 2010年(平成22年)3月26日:部隊の新・改編 # 第1混成団を第15旅団に改編 # 西部方面情報処理隊と西部方面通信情報隊を統合し、西部方面情報隊に改編 * 2013年(平成25年)3月26日:第3教育団及び第19普通科連隊を西部方面混成団に編入改編、第4師団は3個普通科連隊基幹に改編、第4師団の第4対舟艇対戦車隊を西部方面対舟艇対戦車隊に改編する。〔平時は第4師団に隷属し、そのうち1個射撃小隊を西部方面普通科連隊隷属にした。〕 * 2015年(平成27年)3月26日:西部方面対舟艇対戦車隊の平時の隷属先を第4師団から第8師団に異動。 * 2016年(平成28年)3月38日:与那国駐屯地が開庁〔与那国島で陸自部隊発足 (産経フォト:2016/03/28閲覧)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「西部方面隊」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Western Army (Japan) 」があります。 スポンサード リンク
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