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西陣[にしじん]
西陣(にしじん)とは京都府京都市上京区から北区にわたる地域の名称。「西陣」という行政区域はない〔。高級絹織物の西陣織発祥の地であり、など織物産業が集中する地域である。 == 歴史 == 京都では5世紀から織物作りが行なわれており、平安時代には現在の西陣の南側に位置する黒門上長者町付近に織物職人が集っていたとされる〔西陣の由来 西陣Web〕。平安時代後半には「大舎人の綾」「大宮の絹」などと呼ばれる織物が作られ、また独自の重厚な織物は寺社の装飾に使用された〔。「西陣」の名は、応仁の乱(1467年-1477年)の際に西軍総大将である山名宗全らが堀川よりも西のこの土地に陣を構えたことに由来する〔本多 (2009)、4頁〕〔世界的に有名な高級絹織物「西陣織」発祥の地,西陣学区 京都市上京区〕。応仁の乱後には各地に離散していた織物職人が京都に戻り、西陣と呼ばれるようになったこの地で織物作りを再開した〔。 今出川通の大宮通と堀川通の間に西陣の史跡がある。西陣は日本で初めて映画館ができた場所である。今宮神社の今宮祭は西陣の祭礼として知られている。2008年(平成20年)度の西陣織製品の出荷額は約818億円であり、465の業者が存在する〔「西陣」とは? 西陣Web〕。織機数は計4,783台(力織機が約3,600台、手機などが約1,200台)であり、直接または間接的に西陣織業に従事する人々は約30,000人である〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「西陣」の詳細全文を読む
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