翻訳と辞書
Words near each other
・ 見ル野栄司
・ 見一
・ 見上げた流星
・ 見上げた空におちていく
・ 見上げてごらん
・ 見上げてごらん夜の星を
・ 見上げてごらん夜の星を (曲)
・ 見上げる
・ 見上げればいつも青空
・ 見上げ入道
見上入道
・ 見上崇洋
・ 見下げる
・ 見下げ果てた
・ 見下げ果てる
・ 見下す
・ 見下ろす
・ 見世物
・ 見世物学会
・ 見世物小屋


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

見上入道 : ウィキペディア日本語版
見上入道[みあげにゅうどう]

見上入道(みあげにゅうどう)とは、佐渡島新潟県佐渡市)に伝わる妖怪見越し入道に類するもの。
夜中に小坂路を登って行くと、小坊主のような姿で前方に現れ、こちらが見上げると背が高くなり、見ている人は後ろに倒れてしまうという。「見上入道、見越した」と唱え、前に打ち伏すと消えるといわれている〔。佐渡郡羽茂町(現・同)では、辻堂坂という場所に現れる見上入道が旅行者から食べ物や金を奪うともいわれた。
両津市歌見(現・同)では、木々が茂って昼でも暗い場所があり、そこにある見上げ岩という大岩がこの入道に化けたという。あるときに旅の行者がこれに遭い「見上入道、見越した」と唱えて杖を叩き付けたところ、入道は消え去った。その後、岩の上に地蔵を祀ったところ、入道が現れることはなくなったという。
また佐渡郡赤泊村(現・同)の伝承では、見上入道は夜の通行人を押し潰して殺していたが、あるとき誤って谷底に落ちてしまい、ある人に「もう人を襲わないこと」「この地を離れること」を条件として助けられたためにその地には現れなくなり、その谷を「入道沢」と呼ぶようになったという。
佐渡郡畑野町(現・同)では、見上入道に出遭った者が「この前に会った見上入道はもっと大きかった」などと言って挑発したところ、見上入道がどんどん大きくなり、それにつれて足が次第に細くなったので、棒で足を叩いたところ、激しい音とともに見上入道が倒れたという。
ゲゲゲの鬼太郎では妖怪青坊主の姿で登場するが、見上入道と青坊主には全く関連が無い。同作での扱いはゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター#1960年代マガジン版・アニメ第1作初出(敵として登場したもの)を参照。
== 脚注 ==



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「見上入道」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.