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視交叉上核[しこうさじょうかく]
視交叉上核(しこうさじょうかく、、略称SCN)は、 脳の視床下部にある非常に小さい領域で、哺乳類の概日リズムを統率する時計中枢としての役割を担っている。視交叉の真上に位置しており、約20000個の神経細胞によって、睡眠、覚醒、血圧、体温、ホルモン分泌など様々な生理機能の約24時間のリズムが作り出されている。SCNは他の多くの脳の部位と相互作用している。SCNに存在する代表的な神経伝達物質には、バソプレッシン(arginine vasopressin、AVP)、 血管作動性腸管ペプチド(vasoactive intestinal peptide、VIP)、 γ-アミノ酪酸(gamma-aminobutyric acid、GABA)などがあげられる。 == 位置 == SCNは視床下部の前方、視交叉の背側(直上)、第三脳室の左右両側に一対存在する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「視交叉上核」の詳細全文を読む
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