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視程[してい]
視程(してい)とは肉眼で物体がはっきりと確認できる最大の距離のこと。大気の見通し。 == 視程の種類 == 単に視程といった場合、水平方向の視程である水平視程を指すことが多い。 基本的に、視程といった場合、水平方向の最短距離を視程として観測する。ただし、これも国によって、あるいは用途によって定義の仕方が異なる。 航空交通管制用途は国や地域によって視程の定義が異なる。ヨーロッパの飛行場では最小視程が採用されている。日本やアメリカ合衆国の飛行場では全方位のうち割合が最も多い(全方向の平均的な)視程距離を用い、卓越視程(たくえつしてい)としてその値を報告する。 濃霧などによって、鉛直方向の見通し(距離)を報告する鉛直視程を用いることがある。報告する際には鉛直視程距離(Vertical Visibility)を前置してその距離を報じる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「視程」の詳細全文を読む
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