|
真宗大谷派(しんしゅうおおたには)は、浄土真宗の宗派の1つで、宗教法人法による包括宗教法人である。 == 概要 == 京都府京都市下京区烏丸通七条にある「真宗本廟」(通称、東本願寺)を本山とし、法人事務所を「真宗大谷派宗務所」と称し、同地に置く。法人の代表役員は、宗務総長が務める。 別院、教会を含む所属寺院数は、約8,900寺〔所属寺院数…『中外日報』2007年9月1日付を参考。本山が2007年11月に実施した、門徒戸数調査の対象寺院数より。対象寺院数は、8,871ヶ寺(別院、教会を含む)。開山・廃寺により変動するため寺院数は、約8,900ヶ寺とした。〕。「大谷派」・「大派」・「谷派」と略称される。 浄土真宗系の教団で結成する「真宗教団連合」に加盟し、加盟団体と相互の連絡・提携を取る。また同連合の事務総局は2年ごとに移管し、真宗大谷派宗務所と浄土真宗本願寺派宗務所が担当する〔“2000(平成12)年度更新履歴 ”・“2002(平成14)年度更新履歴 ”・“2004(平成16)年度更新履歴 ”・“2006(平成18)年度更新履歴 ”・“2008(平成20)年更新履歴 ”・“2010(平成22)年更新履歴 ”・〕。 宗派名は、「浄土真宗本願寺派」(通称、西本願寺)との区別の便宜上、通称「お東さん」・「お東」と呼ばれる。同様に、本山の通称〔本山の通称…本願寺の東西分立以降、教如を系譜とする本願寺(現、真宗本廟)は「東本願寺」と通称されている。本山の正式名称は、昭和62年(1987年)まで「本願寺派」・「大谷派」ともに「本願寺」であった。同年12月以降の正式名称は、「真宗本廟」である。〕である「東本願寺」を宗派名の意で用いる場合もある。 なお、東京都台東区の「浄土真宗東本願寺派 本山 東本願寺」を本山とする「浄土真宗東本願寺派」は、宗派の維持・運営をめぐる見解の相違により、1981年に真宗大谷派から離脱・独立した宗派で、両者は別の宗教法人である。(⇒お東騒動) 宗教法人としての規則は、である。同規則第3条に、真宗大谷派の最高規定は(以下、『宗憲』)としている。また『宗憲』第5条において、『宗憲』を最高規範と定めている。本ページは、『宗憲』に定められている事項を中心に要約・引用し、記述する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「真宗大谷派」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|