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観世流[かんぜ-りゅう]
観世流(かんぜ-りゅう)は能楽における能の流派の一。シテ方、小鼓方、大鼓方、太鼓方がある。 == シテ方 == シテ方観世流は大和猿楽四座のひとつ結崎座に由来する能の流儀。流儀の名は流祖観阿弥の幼名(芸名とも)である「観世(丸)」に基く。二世世阿弥は能の大成者として名高い。現宗家は二十六世観世清和。能楽協会に登録された能楽師は2006年の時点で560名あまりにのぼり、五流最大の流勢を誇る。一時梅若家が梅若流として独立したこともあったが、現在は観世流に復帰している。 大流であるため、内部に芸風の差があるが、豊麗で洗練された味わいが特色とされる。謡はギンを出さず(産み字をつけない)、高音を利かせて、華やかに謡うのが特色で、型も圭角のすくない、まろやかなものを好む。戦後『三山』『求塚』『蝉丸 (能)』を復曲し、現行曲は210番。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「観世流」の詳細全文を読む
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