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角兵衛獅子[かくべえじし] 角兵衛獅子(かくべえじし)とは、新潟県新潟市南区(旧西蒲原郡月潟村)を発祥とする郷土芸能。越後獅子(えちごじし)もしくは蒲原獅子(かんばらじし)とも呼ばれる。 == 概要 ==
児童が中心として演じる獅子舞の大道芸である。獅子舞は7歳以上、14、5歳以下の児童が、しま模様のもんぺと錏(しころ:兜(かぶと)の鉢の左右から後方に垂れて頸を覆うもの)の付いた小さい獅子頭を頭上に頂いた格好で演じる。獅子頭の毛には鶏の羽根が用いられ、錏には紅染の絹の中央に黒繻子があしらわれている。 人員構成は、かつては獅子舞4人、笛吹き1人、太鼓1人の計6名(これより少ないと定めの曲ができない)であったが、後に獅子舞2人、笛吹き兼太鼓の3人が増え9名となった。このうち笛吹きまたは太鼓打ちを「親方」と呼ぶ。親方は曲名を言い、掛け声調子を取り、獅子舞はその指示に従って芸を演じる。その演目には曲数が多く、諸侯のお召しをこうむって庭前に伺候して演じる時は若君、姫君の御意をかたじけなくし、その獅子舞は人数が多く、獅子頭から衣裳に至るまで美を粧うふうであったという。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「角兵衛獅子」の詳細全文を読む
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