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角川源義賞(かどかわげんよししょう)は、角川書店の創業者で民俗学者・国文学者・俳人でもあった角川源義の、日本文化振興への思念の一端を具現しようと、角川文化振興財団の発足と同時に創設された学術賞。国文学・国史学の二部門があり、主に中堅以上の研究者に授与される。 25回目から部門の名称が、文学研究、歴史研究に変更されている。 2015年度の選考委員は、文学部門が安藤宏、揖斐高、原岡文子、三浦佑之、歴史部門が石上英一、黒田日出男、高村直助、藤井譲治。 == 受賞作 == === 第1回から第10回 === * 第1回(1979年) * 目崎徳衛『西行の思想史的研究』 * 第2回(1980年) * 水原一『延慶本平家物語論考』 * 小木新造『東亰庶民生活史研究』 * 第3回(1981年) * 佐竹昭広『萬葉集抜書』 * 玉村竹二『日本禅宗史論集』 * 第4回(1982年) * 中野三敏『戯作研究』 * 新井恒易『農と田遊びの研究』 * 第5回(1983年) * 樋口芳麻呂『平安・鎌倉時代散逸物語の研究』 * 中村義雄『絵巻物詞書の研究』 * 新城常三『新稿社寺参詣の社会経済史的研究』 * 第6回(1984年) * 谷山茂『新古今集とその歌人』 * 吉田孝『律令国家と古代の社会』 * 第7回(1985年) * 野村純一『昔話伝承の研究』 * 黒田日出男『日本中世開発史の研究』 * 第8回(1986年) * 粕谷宏紀『石川雅望研究』 * 片桐一男『阿蘭陀通詞の研究』 * 第9回(1987年) * 峰岸明『平安時代古記録の國語學的研究』 * 田中圭一『佐渡金銀山の史的研究』 * 第10回(1988年) * 小林芳規『角筆文献の國語學的研究』 * 太田静六『寝殿造の研究』 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「角川源義賞」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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