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角川財団学芸賞(かどかわざいだんがくげいしょう)は、財団法人角川文化振興財団が主催する学術賞で、2003年より設置された。 角川グループでの学術賞では、角川源義賞と並び設けたもので、日本の文芸・文化に関わる、あるいはそれらを広範・多義的にテーマとする諸分野の個人著作に与えられる。副賞百万円。選考委員は現在は、鹿島茂、佐藤優、松岡正剛、山折哲雄。 == 受賞作 == === 第1回から第10回 === * 第1回(2003年) * 三浦佑之『口語訳 古事記』(文藝春秋) * (奨励賞)宮脇真彦『芭蕉の方法』(角川書店) * 第2回(2004年) - 瀧井一博『文明史のなかの明治憲法』(講談社) * 第3回(2005年) - 佐伯真一『戦場の精神史-武士道という幻影』(日本放送出版協会) * 第4回(2006年) - 三枝昂之『昭和短歌の精神史』(本阿弥書店) * 第5回(2007年) - 大塚英志『「捨て子」たちの民俗学―小泉八雲と柳田国男』(角川学芸出版) * 第6回(2008年) * 黒岩比佐子『編集者国木田独歩の時代』(角川学芸出版) * 太田素子『子宝と子返し-近世農村の家族生活と子育て』(藤原書店) * 第7回(2009年) - 上野誠『魂の古代学-問いつづける折口信夫』(新潮選書) * 第8回(2010年) - 小熊英二『1968 [上下]』(新曜社) * 第9回(2011年) - 金文京『漢文と東アジア-訓読の文化圏』(岩波書店) * 第10回(2012年) - 桜井英治『贈与の歴史学 ─儀礼と経済のあいだ』(中央公論新社) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「角川財団学芸賞」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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