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角替わり : ウィキペディア日本語版
角換わり[かくがわり]

角換わり(かくがわり)(地域・書籍によっては「角換(かくが)り」と呼ぶこともある)は将棋の代表的な戦法の一つである。対局開始すぐにを交換する。角交換の際、手順の中で銀を上がるので仕掛けた側の手損となるが、仕掛けるタイミングによっては壁金を作ることができ、手損を回避することができる。初級者から中級者にとっては、持駒の角を打ち込めるため、自由度が高い戦法である。しかし上級者以上になると、双方ともに角の打ち込みを避けようと自陣に気を配るため、指し手が限定される。プロであればなおのことである。対局者のレベルが上がるほど変化の幅が狭く、横歩取りと並んで精緻な研究が進んでいる。
== 戦法の概要 ==
一般的に、先手が攻め込んで後手がカウンターを狙う。そのため、先手が攻め込むタイミングを外せば戦線膠着に陥り、千日手に至る。アマチュアにとってはつまらない展開だが、プロにとっては先手であること自体が僅かながら有利であるため、後手は千日手に持ち込めば作戦成功とみなされる。したがって「カウンター狙いの後手に対して、先手が攻めきれるのか」が数十年間研究され続けている角換わりのテーマである。先手の勝率が比較的高い戦法の一つであり、この戦法を得意とする代表的なプロ棋士として、谷川浩司丸山忠久などが挙げられる。
だが近年では後手の研究も進み、先手も攻めきるのは簡単ではなくなってきている。
角換わりにおいては、5筋の歩をつくと△3九角(後手なら▲7一角)から馬を作られるなど、自陣に隙が生じやすい。そのため「角換わりには5筋を突くな」という格言がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「角換わり」の詳細全文を読む



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