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角行 : ウィキペディア日本語版
角行[かくぎょう, かっこう]

角行(かくぎょう)は、将棋の種類の一つ。本将棋小将棋中将棋大将棋天竺大将棋大大将棋摩訶大大将棋泰将棋大局将棋に存在する。
チェスビショップに相当する駒である。英語でもBishopと訳され略称はB
== 概要 ==
鎌倉期大将棋において考案された駒で、角行が成ると(一部の古将棋を除き)竜馬となる。
本将棋では飛車と並ぶ広い利きを持つ大駒であり、攻撃、防御の両面で力を発揮する。それだけ個性的な駒であるため、角に対する格言は多い。主なものとして以下の格言がある。
*遠見の角に好手あり(遠見とは離して打つことで、そういう角の打ち方や動かし方に好手が多いという格言。同時に、飛車と比較して、相手の筋を見落としやすいという特徴も表している)
*序盤は飛車より角(序盤は飛車を動かすより、角を操る方が戦局を優位に進められるという格言)
*角筋受けにくし(飛車筋は歩を打つなどして簡単に止められる一方、角筋は守りの駒の連携が薄いため、止めにくいという格言)
*龍は敵陣に馬は自陣に(馬は自陣に置いた方が守りの力を発揮するという意味のほか、敵陣からも自陣の守りに利くようにするのが良いという意味も持っている)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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