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角間川の戦い : ウィキペディア日本語版
角間川の戦い[かくまがわのたたかい]

角間川の戦い(かくまがわのたたかい)は、戊辰戦争時、庄内藩を中心とした旧幕府軍と薩長連合と久保田藩を相手に繰り広げた戦いである。
== 経緯 ==
8月12日に田村新町横手市大雄)にあって庄内二番大隊は、角間川〔角間川周辺は町村制施行により角間川村から角間川町となり、現在は大仙市角間川町になっている。〕の新政府軍を打ち破る準備を進めていた。一関藩峰岸兵左衛門率いる六小隊が、二番隊の指揮下に入った。
仙台藩が酒井吉之丞に対して、仙台藩が先鋒になって角間川の攻撃をして、庄内藩の小隊に後続援軍の依頼があった。
8月13日、正午頃仙台藩は先鋒に立ったがまもなく、本道上で敗走を始めた。仙台隊の後詰の郷左衛門隊は、仙台軍を追撃してきた久保田軍を至近距離から攻撃した。さらに、酒井吉之丞の指揮で庄内本隊が進撃を始めたので、久保田兵は角間川の街中に逃走した。
松平角之介隊が、角間川の民家に火を付けて、久保田兵の掃討を行った。久保田軍は、潰走を始めて、横手川を渡って大曲方面に脱出しようとして、渡し場に敗兵と避難民が集中した。松平角之介が、横手川の船橋の綱を切り、退路を断った。久保田軍は大混乱して、多数が川に飛び込んで溺死した。新政府軍の完敗であり、庄内兵は勢いに乗って土工兵まで戦闘に加わった。
戦闘は午後2時には終了し、庄内隊は田村新町に引き上げた。新政府軍の損害は1日の戦闘としては最大であった。
長州隊が引き上げた後、佐賀隊は最後まで踏みとどまって奮戦した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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